アラフィフ女子の終活ブログ

40代後半独身女子の、終活という名の日々の記録

病気に保険はきいても病気予防に保険はきかない

先日、3か月に一度の歯医者へ行った。検診&クリーニング目的だ。そしてこれが、保険がきかないやつだ。なのでお会計が11160円。いちまんいっせんひゃくろくじゅうえん。オゥ。

毎回その料金を承知で行っているのだが、毎回高いなと思う。でも、保険内の歯科健診だとどうしても物足りないので、やっぱり次も行くのだ。

病気になると治療するのにお金がかかる。でも、ならないよう検診行ったりケアしたりするのもまたお金がかかる。生きるのってお金がかかるのだなとしみじみ思う。どこまでどれくらい使うのかが考えものなのだ。

本格的に自分の健康が気になりだしてからは、「予防」にけっこうなお金を使うようになった。今回の歯医者もそうだが、こちらも数か月に一度のペースで通っているカイロプラクティック。やはりけっこうなお値段だ。そうしてこれらは、行かなかった場合に自分がどれだけ不健康になったかは永遠にわからないのだ。その、結果がわからないものに対して、決して安くない金額を払っている。もはや精神安定料なのでは?とも思う。

病気だったら治療してここまで治ったよ、という結果があるのでわかりやすい。最近では、どこまで治療するかどこまでお金を出すかも患者の意思が尊重されるようになってきている。

だったら、結果がよくわからない予防に対してお金を使うよりその分貯めて、健康保険も抜けて(払わないで)その分貯金して、病気になったときに使えばいいのでは?とすら思ってしまう。

けれども。

病気になって失う元の体や、治療に費やした時間は戻らない。それこそ、いくらお金を使っても手に入れることはできないものだ。それならやはり、予防の方に金をかけてもいいのでは?と自分に言い聞かせている。

来月末は、2年に1度の胃カメラ検診だ。